PMとして意識すること

はじめに

ヒロヤンです!

今年の4月からIT企業でPM(プロジェクトマネージャー)として働き始めました。

いくつかの案件に携わりながら、楽しい瞬間もあれば、時には苦労もある日々です。

そんな中で、特に感じているのは情報整理が自分にとって課題だということ。

そこで、思考を整理するためにも、このブログでPMとして意識することを書き出してみようと思います!

業務進行

相手の立場に立って思考を巡らせる

PMには社内外含め様々な利害関係者が発生します。

それぞれの立場の人物がどのような背景で仕事をしているのかを理解する必要があります。

目の前の業務に忙殺されがちですが、相手の背景を組んだ意思決定を行い、それを適切に伝えることが大切です。

リスク管理を徹底的に行う

納期が遅れたり、得意先の経営層からの鶴の一声でこれまでの決定が覆されることが往々にして発生します。

こうした事態を防ぐためには、火種となる要因を徹底的に排除するか、経営層との意思決定が行われる会議に同席できるような得意先との関係構築を心がけましょう。

メタ認知する

常に俯瞰的な視点で状況を把握することが重要です。

特に業務で追い込まれたり、得意先に詰められた時に、思考が鈍り全体を把握できなくなることを実感しました。

そういった時は、一度立ち止まり、外に出て深呼吸をするなど、冷静に状況を見つめ直すことが大切です。

要件定義

必ず一緒に考える

人間の理解は曖昧で、自分が「ああだ」と伝えた内容が、相手には全く違う意味で理解されることがよくあります。

一度、得意先と合意していた内容が全然違っていたことがありました。

少しでも疑念を感じたら、SlackやBacklogなどでコミュニケーションを取り、文字として残しておくことが重要です。

テスト

必ず一緒に考える

要件定義と同様、サービスの根幹となる箇所のテストについては、しっかりと一緒に考える必要があります。

見積もり

ロジックを組む

エンジニアに実工数を出してもらうことはありますが、それを見積もりに反映する際には注意が必要です。

利益が出ているか

多少アバウトに見積もったら赤字案件だったということがありました。

エンジニアの稼働日数や外注費など、あらゆる費用を正確に計算し、得意先にもきちんと説明をできる見積もりを作成しましょう。

支払日は必ずメール等で証拠を残す

支払い期日などを個別契約書やメールなりで明示的に残しておくことが大切です。

電話でのやり取りがあった場合でも、必ずメールなどでフォローアップして記録に残しましょう。

会議

人数

会議は得意先とのバランスが大事です。

自分が1で相手が3の場合、途端に言い包められて詰められることがありました。

よっぽど信頼できる得意先以外は、自分が1で挑むのは避けましょう。

アジェンダ

アジェンダを事前に作成し、共有しておくことで会議の脱線を防ぎます。

得意先にもアジェンダの中身を書いてもらっていると良いでしょう。

事前にアジェンダに書く内容としては、議題、時間、概要の3つあれば事足ります。

あとは口頭で説明を追加したり、資料等で補えば良いのです。

その他

些細なことにも疑う

些細な行き違いで、先に意思決定された内容が何倍にも返ってくるようなことがありました。

「あれってこういう理解だよな。」というような個人の推測で終わらせるようなことはせずに、きちんとクリアになるまで正確に把握するようにしましょう。

言語化する

とにかく言語化を心がけます。

「言語化できないことは理解していないことと同義である」と強く感じています。

一度、言語化できないまま会議に臨み、恥をかいたことがありました。

すべてを完璧に理解する必要はありませんが、重要なポイントやシステムについては頭に入れ、必要な時に引き出せるようにしておきたいものです。

スケジュール

想像の1.5倍を見積もること。

今まで散々失敗してきました。

  • 予測した工数よりも考慮事項がもっとあった
  • エンジニアが不調で休んだ
  • 業務の巻き戻しが発生した
  • 他の案件の障害対応で出来なくなった

こちらも経験上トラブルで、実際の見積もり工数よりも予定通りに進まないということが往々にしてありました。

まとめ

とりあえず書き出してみましたが、大切なのはこれを実際の現場で実行することです。

今回は自分への戒めも込めて書いているので、定期的に見直しながら、今後も自分の心に刻みつつ業務を進めていきたいと思います。

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