ネットで悪評高い侍エンジニア塾のビジネスコース(半年コース)を受講しました。
6ヶ月コースですが、運営と講師の不手際やお粗末な対応で卒業までに9ヶ月かかりました。
そして謝罪を何度も受けました。
副業エンジニア講師の雑な対応、運営側のあまりにも生徒と講師に無関心な対応、何より生徒側に立った配慮に欠けており、契約さえ決まれば「後は講師と生徒でやってください。」的な丸投げスタンスに辟易したので紹介します。
・侍エンジニア塾を受講しようか悩んでいる人
コンテンツ
なぜ侍エンジニア塾を受講したのか
2019年1月に前職を退職してから、海外で放浪しながらプログラミングを学びたいと考えていました。
テックキャンプなどの有名どころがあるのも下調べをしましたが、その中でヒロヤン自身が決める基準にマッチし、以下の理由で侍エンジニア塾塾に決めました。
・全てリモートで受講できる
・スクールのコピペポートフォリオではなくオリジナルアプリを作りたかった
・マンツーマンに魅力を感じた
侍エンジニア塾で受講したコース
受講コース
半年間のビジネスコース
(今見たらコース名がExpertプランの6ヶ月に変わっていました。)
支払い金額
753,840円(税込)
消費税増税前なのでこの価格。税抜きだと698,000円。単純に6ヶ月(180日)で割ると、4,188円/日ということになります。1日に4,000円ですよ。 この衝撃価格に見合う勉強をしなければなりませんし、侍エンジニアの運営及び講師もそのレベルのサービスを提供してくれるものだろうと考え、覚悟を決めて必死に勉強をしました。
契約
契約書にサインをしてから講師を手配することになっており、開始までプロゲートやドットインストールをしました。
契約書にサインしてから講師が決定し初回レッスンがスタートするまでは約2週間でした。
侍エンジニア塾ルール
初回レッスン
契約後の初回レッスンで講師と話し合いをして、明確なゴールを決めました。
週単位で学習プランを管理し、最終的な目標を設定し講師と共有します。
当然ですが半年も学習をしていればできることも変わってきますし自分の興味の矛先も変わって来ることもありますので、目標を変更しても問題ありません。
毎週講師と目標の摺り合わせや進捗確認をすることが大切です。
具体的な学習
元々プログラミングの知識は皆無でしたが、前職でPowerPoint、Excel、Word、ITパスポートの資格取得、タイピングもそれなりにできていたのでプログラミング学習に対しての抵抗はそんなにありませんでした。
初月はプロゲートやドットインストールに終始することになり、そこから先は講師と決めた目標に進んで行きました。
体制
基本的に1人の生徒に対して講師とインストラクターの2人体制です。当然彼らは複数の生徒を掛け持ちしています。
- 講師・・・日々のレッスン対応をする現役エンジニアですが、結局3人の講師がつくことになったのですが全員副業です。
- インストラクター・・・学習の相談等。あまり関わらない。
週1回のレッスン
週1回60-90分のオンラインレッスンか対面レッスンを選べます。
Skypeを使用しました。
連絡方法
基本的にはSlackで行いました。
侍講師陣のルール
生徒からの質問は24時間以内に返信するというルールがあります。
1人目の講師
1人目の講師と書きましたが、結果としてヒロヤンは講師を2回交代して3人の講師に教わることになりました。
第1の事件
まず初回に打ち合わせわをしましたが、
・初回打ち合わせ日の夜19時までに課題を送信すると言って送ってこなかった
・生徒(ヒロヤン)の名前、漢字を、通話でもslackの投稿でも間違える
・頑なにskypeで顔を見せない
ヒロヤンの仕事での経験上、些細なミスをする奴は、中途半端な仕事やトラブルを連発する経験則があったので、インストラクター(講師とは別の相談役)にすぐに連絡しました。
✉️ヒロヤン→侍運営
また私の名前も間違えているのですが、大丈夫ですか?
とりあえずインストラクターから謝罪がきました。
しかしこれは序章に過ぎなかったのです。
第2の事件
と・に・か・く連絡が遅い。
初月はプロゲートやドットインストールばかりしていたのであまり気にしませんでしたが、それ以外の勉強を始め、わからない箇所をslackに投げても24時間以内に返信がありませんでした。
なので講師に問いました。
と言うことで、とりあえずこれまでの遅延行為及び不備点を全てスクショにして運営にメールを送りました。
・レッスンを間際でリスケしてくる
・質問を投稿しても24時間以内に返信が来ない
・催促しても返ってこない
・「宿題を○日○時までに送る」とslackに投稿しながら送ってこない。そしてその事に対して謝罪がない
するとなぜか講師交代で話が進むメールが返ってきました。
✉️侍運営→ヒロヤン
この時は、まだ講師に頼りっぱなしだったのとIT業界の世界ってこんなもんなのか?俺なんかダメな生徒なんか?という感覚でいたのでインストラクター交代には踏み出せませんでした。
また何より講師交代をすると次講師手配まで大幅に時間がかかるのがネックでした。
そして結局この件は運営と講師の謝罪と卒業日の延期対応になりましたが、このゴタゴタには不安を覚えました。
✉️侍運営→ヒロヤン
ちなみに他の侍塾生のTwitterにも同様の対応が見受けられました。
侍エンジニアの講師から5日間返信こず…
いま、入塾担当してくれた人に連絡した😭
こっちは「78万払ってんだから」って思ってるし
講師は「そんなもらってないし」って感じなんだろうな😂こんなんでイライラしたくないよーーー#駆け出しエンジニアと繋がりたい#今日の積み上げ
— かじちゃん@4ヶ月目で案件獲得🙋♀️ (@kajichan10) May 26, 2020
第3の事件
講師に質問をして、返答が1週間がなかった。
質問は24時間以内にすると言うルールは遥彼方に消えたようです。
催促もしました。
そしてカスタマーサービスには証拠画像と共に抗議の連絡をしました。
✉️ヒロヤン→侍運営
✉️侍運営→ヒロヤン
そして講師とskypeで話し合いをしました。
講師は謝罪と共に自らに誓約をかけたのです。
毎晩対応のこぼしがないか確認のslackを送ること
第4の事件・・・というかもう平気で約束破る
誓約の件は、最初の1週間は遵守していたのですが、再び講師の返信遅延による卒業日の延長による延長、講師の返信遅延による延長による延長、講師の返信遅延による延長による延長で気付いたら1ヶ月以上卒業が伸びていました。
✉️ヒロヤン→侍運営
そんな中で抗議メールを送信したりもしました。
そして運営からの謝罪メールも毎度の定番になってきました。
✉️侍運営→ヒロヤン
何をよろしくお願いされてるのでしょうか。
遂に交代
遅延につぐ遅延、返答の質も悪くなり遂に交代のカードを使用しました。
結局この頃は卒業日が2ヶ月くらい伸びていました。
ここから交代となると新任講師が見つかるまで時間がさらにかかるのですが、これ以上講師に時間を蝕まれてはまずいと思い遅すぎる決断をしました。
そして講師交代に際して以下の条件を提示しました。
- 根本的な社会人としての常識・マナーがある人(自身の発言の厳守、謝罪をきちんする等)
- 忙しくない人(副業とはいえしっかりと講師を全うする人)
- 侍エンジニア塾責任で引継ぎは講師同士で行うこと
そして講師交代を運営に申し出ると速攻、担当講師は察知したのかslackとskypeでのこれまでのやり取りを全て消去して飛びました。
きっと遅延や質の悪いレスポンス等あらゆる証拠を消したかったのかもしれません。
講師交代トラブル:カスタマーサービス編
ようやくこれできちんとした講師に巡り合える・・・そう思ったのも束の間。
講師交代依頼をしてからトラブルがまた発生しました。
なんとカスタマーサービスが虚偽の説明をしたのでした。