山口県東部の田舎出身のヒロヤン(@Hiroyan_2020)です。大学で東京に上京するまで18年間を過ごしてきました。現在も不定期に山口に長期滞在をしていますが、今回は山口県の田舎に住んでいた時の特有の行事やイベントを紹介します。
コンテンツ
軽く田舎紹介
どれくらい田舎なの?って言われそうなので書いてみることにしました。田舎といえど、場所によっては随分違いますしね。
ちなみにヒロヤンの山口県の住所は「市」です。
- 終電は夜10時
- 光回線がない
- 無人駅が当たり前
- コンビニまで車で10分
- 近くの家で牛を飼育している
- 帰省時は徒歩では家に帰れない
- 小学校の校庭のトイレがボットン便所
- 地域の小学校の生徒数が少なすぎて廃校になる
- クラスの半数はフジテレビが映らない(ポケモンは再放送)
ざっくりこのくらいの田舎度合いです。
田舎はとにかく近所付き合いが親密
田舎というのは良くも悪くも人付き合いが親密です。
道を歩いていて人に会ったら挨拶をするのは当然の行いです。
収穫できた野菜や果物をもらいもしますし、物物交換なんてことは頻繁にあります。
清掃活動
これは毎月行われています。強制参加です。
地域特有の言い方があるのですが、それだと伝わらないのであえて清掃活動と書きました。しかし都会の清掃活動のような、ゴミ拾いとかそんな生温いものではありません。
地域の共同道路を通りやすいように草刈機、ナタ等を持ち寄って整備したり、スコップや鎌を用いて水路の整備も行います。
「え?共同道路は行政の管理じゃないの?」って話になるかもしれませんが、
田舎には物凄い奥深くに共同墓地が存在しており、その山道はいろいろな土地所有者の土地を通って向かうので誰でも通れるように整備したりしているのです。
高齢者が高齢者を監視する
田舎は高齢者が多いので「高齢者を高齢者が監視する」というシステムが存在しています。
これは実際の60過ぎのヒロヤン母も行政から微量なお金をもらってやっているのです。
- 定期的に電話をする
- 車の出入りをみる
- 家の灯りを確認する
等で生存確認を行って状況を行政に連絡をしなければならないのです。
移動型スーパーマーケット
田舎の高齢者はスーパーまで車でいけない人が一定数存在します。
なので特定の曜日に毎週、移動型スーパーマーケットということで小さいトラックでやってきてその場で野菜、生鮮、調味料等の販売を行います。
移動の足がない高齢者にとっては素晴らしいシステムですね。
自治会祭り
自治会祭りは、例えば地域の小規模の夏祭りの準備や手伝いをします。
もちろん会費も支払っています。
10年に1度の奉納祭
田舎の地域の住民は、各々地域単位でお参りする神社が決まっています。
そして10年に1度の祭りは父曰く「奉納祭」。
土地で収穫できた野菜や果物を、その土地の住民全員で神輿で担いで神社まで向かってお供えするという10年に1度の特別イベントです。(期間空きすぎw)
実家に巨大な太鼓と神輿が置いてあるので、父に聞いたら
「次の担当はワシじゃけぇ」
とのこと。
直接かかわったことはありませんが、神社の写真で見たことはあります。
地域対抗運動会
秋にあります。
地域の代表者が出場しあって各競技に参加をし、総合得点で地域毎の勝敗を決めます。
優勝したら何か貰えるのか、特典があるのか、不明です。
回覧板
田舎にはインターネットやeメール等の便利な通信を使える高齢者が存在しない為、地域特有の情報伝達は回覧板を使用します。
読んだら、次の家まで持っていってポストに入れるか手渡しします。
まとめ
ざっと書いてみました。山口県というよりは田舎特有の行事やイベントかもしれません。
ヒロヤンが子供の頃(平成初期)に比べると随分イベントも減ったかと思います。
良くも悪くもこのような行事やイベントが地域の密な関係を構築して犯罪を起きにくくしたり、災害時の助け合いをするコミュニケーションになっているのかもしれません。