例えばPythonユーザーが新しくMacを購入したり、新しいプロジェクトに参戦した時の、既存のPipfileから自分のローカル環境内にpipfileの環境をインストールして構築する方法を紹介します。
コンテンツ
環境
環境は以下になります。買ったばかりの最新M1搭載のmacbookproになります。
・macOS Big Sur
そもそもpipenvとは
Pipenvは手動でパッケージのインストール及びアンインストールを行うのと同じようにPipfileに対してパッケージの追加と削除とを行います。
また自動で開発用の仮想環境を構築し管理します。
昨今のPythonの開発環境では必ずと言っていいほど使用されています。
確認
まずはそもそもpipenvが入っているか確認します。
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% pipenv --version zsh: command not found: pipenv |
not foundなので、インストールされていないことが確認できました。
Macの場合はbrewにインストールします。
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% brew install pipenv |
この時に、pipenvのパッケージに付随してpython3.9という自分が望んだバージョンがインストールされる場合もあります。
もしバージョン違いで困る場合は、後述するpipenv shellで立ち上げるディレクトリで以下のコマンドでバージョンを指定するとそのバージョンで動かせることができます。
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% pipenv --python 3.8 |
そもそも「brewって何?」って人はこちらから。
ちなみにpipを使用の場合は下記コマンドで実行
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% pip install pipenv |
再度確認します。
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% pipenv --version pipenv, version 2020.11.15 |
確認できたので、無事インストールが完了しました。
環境構築
早速、仮想環境を構築します。
今回の場合は、既に他の人が既に生成済みのpipfileデータを自分のローカル環境に構築する方法です。
まずは仮想環境の箱を構築します。
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% pipenv shell ✔ Successfully created virtual environment! |
問題なくコマンドが実行されれば、仮想環境の場所とともにsuccessfullyの表示がされす。
次に作成した仮想環境内にpipfileをインストールします。
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% pipenv install |
量が多いと少し時間がかかりますので待ちましょう。
errorが出現するパッケージもあります。
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ERROR: Couldn't install package: mecab Package installation failed... ☤ ▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉▉ 3/4 — 00:00:01 % ls |
インストールできなかったパッケージは再度自分で解決方法を探すなりしてインストールを実行しましょう。
とりあえずこれでpipfile内のパッケージが使用できるようになりました。
早速仮想環境を立ち上げて実行します。
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% pipenv shell |
以上が、「【Python】pipenvでpipfile内環境をローカルにインストールする」の紹介記事になります。
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