世界で最も有名で権威がある世界最大のポーカー大会のWorld Series of Poker(以下WSOP)。
賞金金額もさることながら、幾多のイベントでブレスレットを手に入れることは大変名誉なことです。
今回は、そんな名誉あるWSOPでブレスレットを獲得したことがある日本人をまとめて紹介します。
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WSOPでブレスレットを獲得した日本人
WSOPは1970年から開催されている50年の歴史ある大会です。
そんな半世紀の歴史がある世界的トーナメントで、ブレスレットを手に入れた日本人はなんと5人も存在しているのです。
世界的なポーカーブームは2003年のクリス・マネーメーカー氏のWSOPでの優勝によってもたらせられましたが、日本はその後遅れること数年を経て、2012年の木原直哉氏の日本人初のブレスレット獲得により徐々にポーカー熱が広がっていきました。
それでは順に説明をしていきます。
木原直哉氏
東大卒で、日本人初のプロポーカープレイヤーであり、ポーカースターズと初めてプロ契約を結び2012年9月~2016年8月末まで「TEAM POKERSTARS」のメンバーの一人として活躍もされ、今も現役のプロポーカープレイヤーです。
初めて日本人が海外の主要トーナメントで優勝するという日本ポーカー界のパイオニア的な存在で、世界で最も有名なポーカープレイヤーがダニエル・ネグラノなら、日本で最も有名なポーカープレイヤーは木原直哉氏と言っても過言ではないでしょう。
東大入学後にプロポーカープレイヤーとなり、WSOPでのブレスレットを獲得するまでの軌跡は、著書の「運と実力の間」で語られています。
WSOPで優勝したゲーム
ゲームは、ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッドと呼ばれる6人対戦のポットリミットオマハになります。
年度 | 2012 Word Series of Poker |
参加ゲーム | ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド(トーナメントナンバー34) |
参加金額 | $5,000 |
優勝賞金 | $512,029(約4,200万円) |
参加者 | 419人 |
中井孝浩氏
先に紹介した木原直哉氏に次ぐ日本人2人目のWSOPでブレスレットの獲得者です。
海外トーナメントでの活動は2014年頃から開始しており、ラスベガスを含め、マカオ、韓国、フィリピン、オーストラリアの主要な大会でいくつも入賞し、好成績をおさめています。
WSOPで優勝したゲーム
年度 | 2015 Word Series of Poker |
参加ゲーム | ノーリミットホールデム(イベント57) |
参加金額 | $1,000 |
優勝賞金 | $399,039(約4,913万円) |
参加者 | 2,497人 |
石川翔麻氏
ポーカー歴3年で、世界各国トーナメントでも活躍をされてきました。
WSOPのブレスレットを獲得した時の年齢は25歳ということで、若手のポーカープレイヤーに夢を与えてくれました。
WSOPで優勝したゲーム
コロナ禍で、大会はラスベガスではなくオンラインとなってしまいましたが、オンラインで実施された初めてのWSOPで優勝という名誉を手に入れました。
年度 | 2020 Word Series of Poker(オンライン) |
参加ゲーム | スーパーターボバウンティノーリミットホールデム6ハンデッド |
参加金額 | $525 |
優勝賞金 | $117,650(約1,200万円) |
参加者 | 2,214人 |
池内一樹氏
ポーカープレイヤーご用達のひゃっほう掲示板の管理人であり、実力派のポーカープレイヤーです。
2018年・2019年と立て続けにWSOPのサイドイベントで2位を惜敗しながらも、2019年には賞金約9千万円を手に入れています。
WSOPで優勝したゲーム
2021年も同様にコロナ禍でのオンライン開催で、ついに念願のブレスレットを手に入れました。
池内一樹さん @cc_hyahhoo が #WSOP ブレスレット獲得🎊
🇺🇸WSOP会場で、優勝ブレスレットが授与。優勝のOnline $1,000 NLH Championshipには555人が参加。賞金$152,797も獲得。
2018・19・21年で2位に。悲願の獲得に「17年前から欲しかった。久しぶに我が子をハグした時のよう」とコメント。#JOPT pic.twitter.com/61NbFuiwGt
— JOPT / Japan Open Poker Tour (@japanopenpoker) November 8, 2021
年度 | 2021 Word Series of Poker(オンライン) |
参加ゲーム | ノーリミットホールデム |
参加金額 | $1,000 |
優勝賞金 | $152,797(約1,700万円) |
参加者 | 555人 |
岡村元義氏
ポーカーを覚えてから日本最速でWSOPブレスレットを手に入れた男として、2021年WSOPでは池内一樹氏に次ぐ2人目のチャンピオンの誕生です。
おめでとうございます!
Congrats to @GGPoker qualifier Motoyoshi Okamura who captured his first #WSOP Gold bracelet and $209,716 as he conquered the 846-player field in Event #72: $1,500 Mixed NLH/PLO!
Read the recap here:https://t.co/68paGXQgxJ pic.twitter.com/iKdj9OCvdT
— PokerNews (@PokerNews) November 15, 2021
WSOPで優勝したゲーム
年度 | 2021 Word Series of Poker |
参加ゲーム | #72 Mixed NLH/PLO 8-Handed |
開始スタック | 25000 |
レベル | 40 / 60 Min |
参加金額 | $1,500 |
優勝賞金 | $209,716(約2,387万円) |
参加者 | 846人 |
まとめ
今まで日本人でブレスレットを獲得したのは5人という結果でした。
年度 | 名前 |
2012 | 木原直哉氏 |
2015 | 中井孝浩氏 |
2020 | 石川翔麻氏 |
2021 | 池内一樹氏 |
2021 | 岡村元義氏 |
最後に
いかがでしたでしょうか。
以上が、「WSOPでブレスレットを獲得した日本人まとめ【優勝賞金】」の記事になります。
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