「働きアリの法則」をご存知でしょうか?
「働きアリの法則」とは、「2割はよく働き、6割は普通に働き、2割は怠ける」。
これは集団で行動を起こすときにほぼ必ず起きる現象です。ヒロヤンが前職の世間で言う優良ホワイト企業にいた時のダメ社員を書いてみます。
- うつ病
- 犯罪あり
- 自殺あり
- パワハラあり
・・・組織が巨大になればなるほど統率が取れなくなるのが組織運営の難しさの悲しきことよ!
コンテンツ
なぜ大企業に無能社員は生まれるのか?
発生原因1 ~ホワイト企業ゆえ〜
前述の通り、ホワイト企業というのは総体的に能力の優れた人たちを採用しているので、「最上級の優れた人たち」の中からこぼれてしまった「普通の優れた人たち」、という表現がしっくりくるような気がします。
働きアリの法則で怠けてしまった人たちがダメ社員化します。発生原因2 ~ゼネラリスト化~
大企業は特に、専門的な仕事は外部の専門業者に任せる事が多く、社員はゼネラリストに育ってしまい突出したスキルもなく、いつの間にか出世レースに外れそのままダメ社員化する人もいます。
経済学部や商学部出の人たちはよっぽどMBAレベルのスキルがないと、ゼネラリスト化され部署異動を転々と繰り返し、突出したスキルはないけれど高性能な人材になりがちなのかと思います。
ゼネラリストたちが昇進するためには、ミスをしないように、小さな成果を上げ続け、社内政治力を影響させていく道しか残っていないのではないでしょうか。
それができないとダメ社員化することになります。
発生原因3 ~年功序列~
年功序列な会社だと、昇進の波に乗れなかった人たちは中途半端な役職(リーダー、主幹)がつけられて、中途半端な役職と年齢でしか周りにマウントを取れなくなってしまい、ダークサイドに落ちてダメ社員化してしまったと思われます。
具体的な無能社員
今まで出会ったダメ社員を書いてみます。
ITリテラシー 皆無のダメ社員1
新部署に配属されて間も無くの頃、いきなり役職が何もない年上社員に
ヒロヤンは着任間もない部署で、高圧的に来られたこの年上社員に結局教えてしまうことになったのですが・・・(よく考えれば他人にIDとパスワードを教えるヒロヤンのITリテラシー もないと言うこと)。
ヒロヤンの当時の会社は、社内のイントラネットは自由に使用ができましたが、インターネットは上長の許可制だったので、正式な書類で申請のうえ利用の必要がありました。
そのハゲた社員は、ヒロヤンが使用許可を得るのを待っていたかのように「IDとパスワード教えて」と聞いてきました。
そしてその後そのダメ社員が野球のサイトばかり見ていることにヒロヤンは気付き、内部告発でヒロやんのIDとパスワードを知った経緯、及びインターネット閲覧履歴より、どこかに左遷させられていました。
ITリテラシー 皆無の50代無能社員2
ある日、業務会議でエクセルをみんなで見ながら作業をしていました。ヒロヤンの番で、一通り処理をし終えた後にショートカットキー「ctrl+s」で上書き保存しました。そうしたところ・・・
50代社員「ヒロヤン君、ちゃんと保存した?」
ヒロヤン「はい、しましたよ。ショートカットキーで」
50代社員「みんながわかるように保存してよ。」
ショートカットキーと呼ばれる便利な先駆者の発明を知らずに己の価値観を強要するダメ社員でした。
強要無能先輩
なんでもかんでも強要してくる、自分の価値観を押し付けてくるダメ先輩です。
- 飲み会
- 合コンセッティング
- ゴルフ
- 2次会、3次会
とりあえず自分だけが気持ちよくなりたいので、気持ちよくなるために都合の良い自分を後輩を利用します。
用無し株社員
仕事ができないので、あまり役割を与えられず持て余した時間に株式投資を始めた社員です。
普段仕事は全くできないのに、株の話になるとものすごく自分の知識を披露し始めます。
早朝出勤強要無能上司
こちらは着任当初の話です。
新人なのでいつ出社していいかわからないので、「遅くくるよりも早くくる事が評価される!」との思いで、
9:00 始業開始~ のところ 8:15~
に出社していました。そして悲劇は起こりました。
着任最初の週の金曜日に歓迎会を開いて頂きました。
そこでお酒が入った上司が絡んで来ました。
・・・完全なるパラハラです。酒席で一番偉い上司が物凄い剣幕で出社が遅いことを煽ってきます。なぜ遅いのか・・・上司曰く「俺が新入社員の頃はそうだったから」と言う、ロジックも何もないただの価値観の押し付けです。
忘れません。そしてその後も永遠と説教を喰らわせ、僕も逆ギレしようかと思いましたが、入社したばかりの新入社員が課のトップにタテついても立場も何もありません。(今なら気にせず突っ込むべきだったのかもしれませんが)
単なる無能社員
コネ入社の無能社員
コネ入社の社員に無能が多い気がします。そしてコネ入社なので、周りもなぜか忖度(そんたく)して叱ったり教育をする事ができませんでした。
どこの会社にも一定数はコネ入社の無能社員はいると思います。周りの社員にとっても悪影響ですし、仕事自体にも悪影響ですし、あまりいいことはないように思います。
完全なる無能社員
- 仕事を与えると必ずミスを引き起こす
- トラブルが起こるまで突き進む
- とにかく言われた事ができない
どうやって入社してきたのか不明ですが、たまにいます。
そして無能を悟ったのか見切りをつけられたのか早々に転職をする傾向も強いと思います。
またいつまでも部署にい続け、どこの部署にも引き取り手がいないと言う、完全究極体無能社員もいます
まとめ
ダメ社員とは絡むけど、深くはつるまないという事が組織において正しい判断になるのではないでしょうか。
ダメ社員の言動に巻き込まれてしまうのが一番の自らのモチベーションや評価を下げてしまうことになってしまいますので。
あとは大企業は異動がデフォルトでつきまとうので、3年我慢すれば・・・と言う言葉あるように、ダメ社員か自分かのどちらかが移動になるのは間違いありません。
あとは自分がそっち側にならない事ですかね。
・出世レースから外れた早急に違う人生再設計を
・主体的であるという事
でも、組織というものは、そのようなダメ社員がいるからこそ、有能な社員が引出される側面もあります。
自分がダメ社員に認定されないように頑張るしかないのでしょう。