新卒で入社した大手商社からアラサーにして異業種(webエンジニア)へ転職してもうすぐ1年経ちます。
もうすぐ丸1年ですが全く辞めたくない、むしろ今の会社でもっと技術(キャリア)を積んで会社にも社会にも貢献していきたいという想いがあり、今現在転職を考えている人に向けて、転職して良かったことや悪かったこと、転職のメリットなど参考になればとの想いで書きました。
コンテンツ
自己紹介
「あんた誰?」
って人がいるかもしれませんが自己紹介もあります。
このブログを運営しているヒロヤンといいます。
簡単にキャリアの自己紹介をしますと、新卒から2018年末まで大手商社で働いていました。
1. 古い企業体質に辟易
2. 個人のスキルを伸ばして仕事をしたい
3. 20代でのやりたいことリストを転職前の1年間無職の間にやりたい
大手企業で福利厚生や給与は良かったのですが、悩み抜いた末そんなに悩まずに転職を決意。(両親は反対してましたが)
その後
→2018年末で退職し無職に
→2019年前半は半年間を海外カジノでポーカーや、やりたいことリスト消化
→2019年後半はプログラミングの学習に没頭
→2020年1月から都内ベンチャー企業でwebエンジニアとして働いています。
転職してよかったこと
古い企業体質とのお別れ
大手企業こそ過去の習慣にとらわれすぎて、それが普通なのだと気づかずに過ごしてしまいます。
- 電話をしなくなりました
- FAXをしなくなりました
- スーツネクタイ捨てました
- ノミニケーションなくなりました
- ホワイトボードカレンダーなくなりました
- ハンコのスタンプラリーをしなくなりました
ハンコのスタンプラリーなんかしていると誰のために何のために働いているのかわからなくなることがありました。
古い企業体質あるあるの生産性を著しく低下させるようなことがなくなりました。
前職のストレスが100としたら、今は1くらいです。
通勤しなくなった
単純に新型コロナウィルスの影響もありますが、通勤しなくなりました。
以前は定時の30分前に会社に出社するために、スーツとネクタイをビシッと決めて満員電車に揺られていました。
現職では出社するか在宅ワークをするかは完全に自己裁量です。
またフレックスなので定時時間も自分で決定できます。
人の目を気にしなくなった
周りに合わせて飲み会にも積極的に参加しましたし、ゴルフセットも購入し、学閥もあったので音頭をとって積極的に集まりにも参加をしていました。
そして以前は会社の看板を背負い◯◯(前職の社名)マンとして言動はこうあるべきだ!!みたいな宗教的な概念がありました。
定期の人事面談でも、「当社の経営理念や行動規範に深く共感し実行できています!!」、みたいな感じで自分もそれに合わせて、共感するそぶりしていました。
いわゆる属人化されたテンプレート人間ですw
コンプライアンスを守ることは必然として、今は前職が掲げたような枷がなくなり、自分がやりたいように仕事にも趣味にも没頭できています。
転職して悪かったこと
しいて言えば給与が下がったことです。元大手なんで。
1/4くらい減りました。
異業種なので当然と言えば当然なので特に気にしていませんし、これから自分のスキルを身につけて昇給できるように努力を積み上げれば良いだけと考えているので気にしていません。
また給与絡みで言えば、退職金や年金周りもやはり大手に比べれば脆弱なので、自分でコツコツと資産運用したりしてお金を積み立てる基盤を作る必要があります。
転職することのメリット
ここからは個人的に転職することのメリットを書いて行きます。
成長is正義
ヒロヤンが求めていた個人のスキルを伸ばす=成長を実現できるのがエンジニアという職種であり今の職場です。
どこの職場にいても暫くすると職場の異動がない限り、自分の仕事には慣れてしまうでしょう。
転職先では習得するスキルは真新しいことばかりなので、圧倒的に成長できるのは間違いありません。
特に僕に限っては技術職(webエンジニア)なので毎日目新しい技術に触れることができて圧倒的な成長を感じられます。
モチベーションが上がる
前職とどうしても比べてしまいますが、ベンチャー企業ではいかに生産性を爆上げさせるかを危機感を持って考えているので、先に紹介したようなハンコのスタンプラリーのような無駄な古い企業習慣はありません。
生産性を上げるためのツール(slack)やgoogleアプリの提案等を行えば職場で積極的に利用されますし、仕事に対してのモチベーションは限りなく上がります。
文明の利器の活用って大事です。
メンタルを守る
古い年功序列の会社では、昇進からもれた40-50代上司の嫌がらせや、スレた地方社員、ガチ無能でクビにならない窓際社員wなど多様に存在しそれらが自分のモチベーションを下げる一部となっていました。
「3年耐えればどちらかがいなくなる」という言葉があり的を得ていると思いますが、そもそも3年も耐える必要はありませんし、貴重な20-30代の3年というのは遥かに価値が高くこの言葉は非常に危険です。
あえて不遇の職場に身を委ねて過ごすよりは、メンタルのために逃げ出すか、積極的に自ら切り開いた方が間違いなく視界は良好です。
ポジティブ思考
現時点では次の転職は考えてはいませんが、一度転職を経験すると自分が持ち得る能力とタイミングさえあれば、また違う大海に飛び込んでみたいというポジティブ思考があります。
常に多様な情報をキャッチアップするようになりましたし、隣の芝は青く見えるです。
初めて転職を決め上司に報告するときはとても悪いことをしているようで心臓バクバクですが、一度でも経験するとどこか吹っ切れて、また次のアクションを積極的に起こしたいという気概を持つようになります。
またヒロヤンの経験上、転職した人の方がこのポジティブ思考は強く持ち合わせ、ネガティブ思考でいつまでも抜け出せない状況にいる人よりは、思考が柔軟だと感じています。
軸がなければ転職するな
森の中で探し物をしても何も見つからない
何が言いたいのかと言うと、転職する際に軸がなければ探し物は見つかりませんし、真理に近づけません。
例えば年収を上げたい軸、で転職活動をすれば、不動産の歩合制の営業職や、外資系保険営業職、などと必然的に探し物(情報)が入手できますし、求人サイトの担当者や実際の面接試験で仕事のことや業界のことがわかるでしょう。
僕の友達でもう1年以上転職活動をしている人がいますが、連絡をするたびに「今後はAIだ!!」「地元に帰ろうかな。」「英語を使って貿易をしたい!!」と発言する人がいます。
単純に年収を上げたいでもいいと思いますし、資格や語学を活かした仕事をするのもありです。
家族との時間を大切にしたいから営業職ではなくて経理にジョブチェンジしたいという軸があれば転職の最中に探し物は見つかると思います。
まずは自分のこれまでのキャリアを棚卸ししたり、転職サイトに登録して自分のキャリアに向かい合ってくれる人を探したりするのも一つの方法です。
キャリアの棚卸しに関しては前田裕二氏のメモの魔力がおすすめです。
令和の働き方に関しては山口周氏のニュータイプの時代がおすすめです。
最後に
キャリアに正解はありません。
キャリアよりも家庭を大事にする人もいるかもしれませんし、仕事はあくまで稼ぐための手段で趣味に全力を注ぐ人もいるかもしれません。
ブラック職場なら逃げ出すのも全然ありです。
ただ一つ僕が言えることは、刺激のない毎日ってつまんなくないですか?
まずは専門のエージェントに登録でもして、話を聞きに行動をすることが大切だと考えます。
ヒロヤンが転職する時にお世話になったdoda社のリンク先をいかに貼っておきます。
ヒロヤンのようなIT業界専用なら全国7拠点でエンジニアの転職を支援するIT求人ナビなんかがお勧めです。
以上が、「転職して1年経つけど全く辞めたくない」の記事紹介になります。
今現在転職を考えている人に少しでも参考になればと思います。
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