大企業では優秀な人材が先に辞めていくのではない

新卒から大手企業に7年働いた末に退職したヒロヤンです!!

よく「大企業では優秀な人材が先に辞めていく」みたいな発言や記事を見ますが、実際は優秀な人材ほど会社の経営理念や行動規範に傾倒し、着実に歩みを進めていたイメージです。

というわけで本日は、「大企業では優秀な人材が先に辞めていくのではない」を実際に大手企業を退職したヒロヤン本人の実体験をもとに説明をしていきます。

大企業とは

そもそも「あんたの大企業どこよ?本当に大企業?」って疑問があると思いますので軽く私ヒロヤンが新卒から入社した会社を紹介。社名は聞かないでね。

売上は数兆円、売上数百億、従業員数千人規模の企業。

私自身いわゆる総合職だったので、転勤先は日本国内の北は北海道から沖縄の支店から海外まで、実際にベトナムのホーチミンへの就労経験もありました。

教育制度が長すぎる

ヒロヤンが新卒で入社した大手企業は入社後に2年半の教育制度がありました。

今考えても長い。

長すぎる。

裏を返せばそれだけ教育に投資できる余裕があるということですが…。

内容としては、約1年おきに部署を移り変わり、部署の業務を経験することで、あの部署は何やってんのか?を学ぶための教育期間です。

実際に1年目は経理、2年目は受発注、3年目は営業内勤と真面目に頑張りましたw

そして研修員という立場で業務を遂行するので評価もされずに給与も上がりませんw

新人を預かる側の部署もたった1年で部署がえをする新人に重要な仕事なんか与えられませんし、新人も表面的なことしか学べません。

なので会社の看板を背に毎日コンパに行っていましたw

そんなこんなで、社外で同年代の人たちでも営業で表彰をされたり自分の新卒から変わらない給料を遥かにしのぐ給料を手に入れているのを聞き、いつしか羨望の眼差しを向けていたのでした。

葛藤

約2年半の教育制度が終わり本配属で働くことになるわけです。

随分遠回りしましたが以下に述べることが、今回の本題である「大企業では優秀な人材が先に辞めていくのではない」の複合的要因になります。

ジェネラリストへの道が苦痛

ジェネラリストとは、経理や法務のように専門的な知識を活かすのではなく、多様な専門性を活かして総合的な判断をする人です。

転勤もつきものなのでキャリアを10年も積んでいくと、営業をしたかと思えば、営業スキルを活かしてマーケティングに配属されて、マーケティングのスキルを活かして広報の仕事をしたり…はい、専門性はなんなのかわからないジェネラリストの完成です。

つまり、私の場合は自分が何者になっていくのかわからないのです。

漠然と大企業の看板を背に、30過ぎに係長になって40過ぎて課長、50過ぎて部長というような管理職にステップアップしていくということしかわからなかったのです。

勿論管理職になっていくことに対して否定もしませんし、半沢直樹の言う

サラリーマンたるもの入社してから頭取を目指すのは当たり前

という意見にも賛同もできます。

ただ半沢直樹のような金融に特化した会社でもないし、私の場合はジェネラリストになっていくのが恐怖でしかありませんでした。

安定が苦痛

私自身今はベンチャー企業ですが、比べると大手企業の福利厚生はやはり偉大です。

家賃も8割負担してくれますし、健康補助でスポーツジムにも割引で通えたり、車も安く借りられます。

偉大なものは福利厚生だけでなく、経費で飲み会にいけたり取引先の経費で接待を受けたり、他人の金で気持ち良くなることも多々ありました。

しかし、本当にそれでいいのか?

接待に溺れたまま悪い大人になってしまうのか。(それはそれで良いのかも)

実際に会社の看板で偉くなったことを勘違いしている管理職の人も何人か存在していました。

会社の看板あってこその取引先企業からの接待や安定の道中で、仮に首になってしまったら、自分は会社の看板なしで生きていけるのだろうか?

いつしか不安と苦痛を覚えるようになりました。

上司に好かれるかで判断されるのが苦痛

過去にめちゃくちゃ上司に嫌われていたことがありますw

朝来るのが遅いとか、みんなの前で叱責されたり、バカ・アホは当たり前、部屋で2人きりで詰められたりw

そんなこんなで認められたい思いで必死に働きましたが年度の査定は最低のD評価。

まさに絶望。

「営業は成績で判断します!!」といくら会社が言ったところで、上司の好き嫌いで容易にねじ曲げられるのですw

社会は理不尽、会社は理不尽、上司は理不尽なのです。

そしてこの決定打となったのは、隣の部署の経理の同期はきちんと定時出社定時上りでAランク評価。

愕然。

私以外にもその上司に嫌われていた管理職も最低のD評価で降格していましたw

要は大企業は政治力なのです。

大体みんな良いとこの大学を卒業していますし頭もキレるやるが多いので、あとは評価対象になるのはいかに上司の懐に入り込み、気に入られるか。

私は上司に取り入ることを頑張ることができない性格だったのです。

古い企業体質に辟易

楽天やソフトバンクのような最新鋭のIT企業ではなく、古くから存在しどんどんデカくなってきた会社なので古い企業体質はそのままです。

  • 年末年始の挨拶
  • お茶だし
  • ホワイトボード
  • 定時より30分早く出社して朝のミーティング
  • ノミニケーション
  • FAX
  • 電話
  • スタンプラリーハンコ

全て滅んで欲しいです。

昭和でタイムストップしているシーラカンス企業でした。

他の会社の話を聞けば聞くほど羨ましくて、何より合理的・効率的な働き方が自分の人生観にもビンビン刺激を与えてきました。

結果

仕事がしんどくて辞めていった先輩社員もたくさん見てきました。

しかし私は結果として、シーラカンス企業で上司にヘコヘコして人生を歩んでいくよりも、スキルも人間性も成長したいと思って辞めていくことを決意しました。

辞めた人

辞めた人と連絡をとることもありましたが、私含めその人たちに共通していることは、圧倒的な成長です。

仕事に然り、資格に然り、成長のスピード曲線が半端ないです。

退職してMBAの資格を取得した人、難関企業に転職してメディアで騒がせている人、リクルートに転職しその後起業した人、プルデンシャル生命の営業で3千万プレーヤになった人、様々でした。

彼らに共通して言えることは、自分の進めたキャリアを肯定するかのごとく目の前の仕事を圧倒的成長力でこなしていることです。

結論

今回は「大企業では優秀な人材が先に辞めていくのではない」という記事を紹介しましたが、結論として「大企業では優秀な人材が先に辞めていくのではなく、成長したいと思うやつが真っ先に飛び出して辞めていく」が答えになります。

最後にブルース・リーの名言をお送りしてお別れしましょう。

To hell with circumstances; I create opportunities.

訳:境遇なんてクソくらえだ。俺は自らチャンスを創りだす。

Bruce Lee (ブルース・リー)