3月です!さくらの季節になり、別れと出会いの季節です。そして、退職を決めた人はいざ覚悟を決め退職の旨を上司に伝えるのは相当な勇気がいることです。今回はヒロヤンが実際に退職を上司に伝えた時の状況と事前に準びしたことを書いてみます。
コンテンツ
読んで欲しい人
・退職を考えている人
・退職を決めていてもうすぐ退職の旨を伝えることが決まっている人
前職の職場状況
- 大手企業(全国・海外に支店あり)
- 古い体質の年功序列型企業
- 7年目で同期のうち1/3が退職
- 世間から見てらホワイト
- 一部営業はノルマや人付き合いが激しく鬱病や自殺者も発生
退職を伝えた状況
誰に退社の旨を伝えるか
退職を決意してから言うべき上司は決まっていました。課長でした。ヒロヤンの直接の上司であり人望もある方でした。ちなみにその上司は転職経験はありません。
退社の旨を伝えた時間
仕事がら、朝は受発注関係でバタバタするので昼に言おうと決意しました。
王道パターンは夜というか就業直後なのかもしれませんが、就業直後に上司と二人きりで長時間、会議室にこもると言うのは勘の鋭い人がいればたちまち噂になってしまうので、あえて「午後一番」を選択しました。
上司の呼び出し方
朝出社して直後に、「新商品のことで相談があるのですが、午後からお時間頂けないでしょうか?」と伝えました。
予めgoogleカレンダーで日程は共有できていたので、午後から時間を取れるのはわかっていました。そして遂に、引くことができなくなりました!
実際の現場
「新商品のことで相談があった」と言うのは本当で、わざわざ会議室にこもってするような内容でもなかったのですが、無理やりこじ付けました。
そして相談をきちんとした後、
「退職」と言う言葉を言う瞬間というのは本当に心臓がバクバク状態です。そして「退職」という言葉を発してしまうと、決して元には戻れません。それほどまでに重い言葉であるというのがわかりました。
準びしたこと
事前にシミュレーションをしてみる
退職の旨を伝えることも備えあって憂なしです。当然シミュレーションを考えて、どういう順序で組み立てて自分の都合の良い方向に持って行けるかを練習をしました。
導線を考える
退職と退職理由を伝えた後は、具体的に
- 退職時期
- 引継ぎ
などを伝えなければなりません。
退職時期
退職時期に関して言えば、ボーナスも絡んでくるので非常にセンシティブな内容です。Twitter等で「退職時期を気にしていたらやめられない」という意見もありますが、大手企業のボーナスは割とでかい額(冬のボーナスで月給×2倍相当)なのでそこは引けませんでした。
後は有給休暇も余っているので、当然労働者の権利として全消化する旨も伝えました。
引継ぎ
具体的に誰に引き継ぐとかではなく、現状の自分の業務の棚卸しをしておき、また現状進んでいるプロジェクト等の状況説明もした上で「退職時期は○○が良い」という風に用意をしておきます。そうすれば伝える上司にとっても状況把握できると同時に「既に動き出しているから止まらないだろう」という印象をつけます。
言った後はスッキリした
事前に準びができていたので、退職時期もうまく自分でコントロールました。課長にとっては青天の霹靂(へきれき)なので全く準びができていないわけですが。
ちなみにそのまま夜は部長に呼び出されその日の夜はヒロヤンと課長と部長の3人で、引き留めならぬ小飲み会を行いました。
退職を留意させることは、一応の上司の義務に当たるっぽいのですが、課長も部長も「ヒロヤンが退職を撤回するというのはない」ということはわかっているはずなのでお互い建前で話をしたのかと思います。
まとめ
・言えたらスッキリする
・事前準びを怠らないようにする(何を伝えるか、退職時期、引継ぎ等)
・何を聞かれそうかを考えておき、それに対しての万全の答えを用意しておく
ありがとうございましたー!