山口県のB級グルメとして有名な「瓦そば」ですが、山口県民はよく食べるものなのでしょうか?
山口県に18年間住んいたヒロヤンです。山口県民にとっての「瓦そば」とは、大阪のたこ焼きのように月に数度は・・・なんでことはありません!!瓦そばのルーツと実際に山口県のスーパーで販売されている商品を購入して作ったレシピを紹介します。
山口県ルーツの「瓦そば」って何?本当に山口県民は食べてるの?って疑問を18年間山口で過ごしたヒロヤンが紹介します。
コンテンツ
瓦そばのルーツ
瓦そばとは熱した瓦の上に茶そばと具を載せて、温かいめんつゆで食べる山口県の名物料理です。
1877年(明治10年)の西南戦争の際に熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという話を参考にして1961年(昭和36年)に川棚温泉で旅館を営む高瀬慎一氏が宿泊者向けの料理として開発しました。
現在では山口県内各地でご当地グルメとして広まり、山口県出身者等により山口県外でも提供する店が存在していますね
一般家庭での瓦そば
山口県内では広く家庭でも食べられており家庭向けに蒸した茶そばとつゆのセットがスーパーマーケットなどで売られています。
家庭では瓦に載せて調理されることは皆無でありあまりなく、ホットプレートやフライパンが用いられます。調理法としては焼きそばに近く、家庭向け袋入り製品には「瓦焼きそば」と表示された商品もあります。
ちなみにヒロヤンの実家では18年間で上京するまで一度も瓦そばを家庭で食べたことはありません。
スーパーにおける瓦そば
お土産売り場でよく見るタイプ(↓)もありますが、今回はスーパーのチルド麺を使用します。
リンク
レシピ紹介
実際に開封して調理しました。
購入した後に4人前と気付きました。一人暮らしには多い量です。
本来だとホットプレートで焼き上げますが、ないのでフライパンを用います。焼いている時の茶の香りが食欲をそそります。
添付の瓦そばつゆは、フライパンで一緒に焼き上げるものではありません。麺のつけつゆとして使用します。
完成です!!上品な瓦そばにもやしと豚肉は合わなかった・・・。
実食
先述しましたが、瓦そばは添付の瓦そばつゆに具と麺をつけて食べるざるそばのような形になります。山口県民のくせに非常に上品。
つけつゆは山口県民が好きな濃い甘めのつゆになります。
口に運ぶ時に、茶蕎麦のほのかな香りが鼻を刺激し、つゆとの相乗効果で美味しい風味を演出させます。
ちなみに今回食べた有限会社三浦製麺さんの瓦そばには「そば」は使用されていません。
最後に
B級グルメとして名高い瓦そばですが、見た目もインスタ映えしますし、山口県が誇る名物料理です。
山口県にお越しの際には是非試食してみてはいかがでしょうか。
リンク