業務ではEclipseとVSCodeの両方を使用しているヒロヤンですが、pipenvの環境下のPythonをvscodeに読み込ませる方法を紹介します。
・OS : Mac
・python 3.8
・pipenvを理解している
・pipenvで環境構築済み
コンテンツ
VSCodeにPython(拡張機能)のインストールをする
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-28-16.34.19-1024x299.png)
VSCodeを拡張するためにはインストールしたVSCodeにブラウズできる無料のPythonツールをマーケットプレイスからインストールする必要があります。
下記の通り左のテトリスみたいなブロックを選択し、選択項目にpythonと入力します。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-28-16.35.44.png)
一番上に出てきた「Python」をクリックし、インストールを実行します。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-28-16.34.19-2-1024x299.png)
pipenvで作動しているPythonの場所を確認する
ターミナルからpipenvを起動させてPythonの実行パスがどこで行われているのか確認する必要があります。
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$pipenv shell |
これでpipenvが立ち上がりました。
立ち上がったらPythonの実行パスを確認するために下記コマンドを入力します。
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%which python |
すると私の場合は以下のコマンドが返ってきました。
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/Users/(username)/.local/share/virtualenvs/test-6aPvnhr1/bin/python |
pipenvはこちらに保存されているpythonを実行していることがわかりました。
こちらのパスは後ほど必要になりますのでどこかにメモしておきましょう。
設定ファイルを開く
設定ファイルを編集させなければならないのですがまずはその場所まで到達しなければなりません。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-15-21.29.51-1.png)
VSCodeを立ち上げた時の左下の歯車マークで設定ができますのでこちらをクリックします。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-15-21.31.16.png)
そしてクリックしたらSettingsを選択します。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-15-21.31.30.png)
settingsの画面では右上のファイルっぽいアイコンをクリックします。
こちらはvscodeをインストールして、vsマーケットプレイスからpythonをインストールしたばかりだと何もないまっさらな状態となっています。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/11/スクリーンショット-2020-11-28-20.13.51-1024x304.png)
設定ファイルを編集する
ファイルが開かれている状態でこちらのコードを記入しましょう。
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"python.pythonPath": "/Users/(username)/.local/share/virtualenvs/test-6aPvnhr1/bin/python", |
先述した「pipenvで作動しているPythonの場所を確認する」で取得したパスコードになります。
なのでこのような感じになるかと思います。
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{ "python.pythonPath": "/Users/(username)/.local/share/virtualenvs/test-6aPvnhr1/bin/python", } |
pipenvのPythonを参照しているか確認する
それでは本来のdjangoのファイルを開いてみると最初のような警告メッセージがなくなりました。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-15-21.40.31.png)
きちんと読み込まれているようです。
きちんと読み込まれていないようならVSCodeの左下のこちらをクリックしてみましょう。
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-15-21.41.31.png)
![](https://freeheroblog.com/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-15-21.42.33.png)
するとこのようにいろいろなPythonの実行環境が出現しますのでsettings.jsonで設定したパスコードを持つPythonを選択しましょう。
これでバッチリです!
無効状態
時間を置いてVSCodeを起動させた時に、pylint-djangoが有効ではない症状がありました。
その時は、pipenvにインストールしているpylint-djangoを一度アンインストールしてから、再度インストールをすることでpylint-djangoが再び有効になりました(原因不明)。
最後に
環境設定が無事整いましたがそれだけで満足でしょうか?
一層vscodeでのdjango開発を優れたものにするために、下記ではdjanogのコードチェッカーでもあるpylint-djangoを設定する方法を説明しております。
スクールを利用して本格的に学ぶ
いかがでしたでしょうか?
10人中9人が挫折すると言われるプログラミングを、ヒロヤンも実はプログラミングスクールで学習をしてきたからで、結果、今はPythonエンジニアとして働いています。
挫折率が高いプログラミングこそお金を払ってメンターを付けて、道を見失わないように環境を構築する必要があるのではないでしょうか。
これはダイエットで自分一人では痩せられないけど、トレーナーを付けて否が応でもせざるを得ない環境を作ると一緒ですね。
ヒロヤンもプログラミング勉強開始直後はあれこれ悩みましたが、悩むよりも手っ取り早くスクールに登録した方が最短ルートで勉強できるのではないかと考え、結果挫折せずに今に至っています。
今なら無料でキャリアカウンセリングを行っているCodeCamp(コードキャンプ)のようなプログラミングスクールもありますのでこれを機会に是非カウンセリングだけでも受けてみてはいかがでしょうか?
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