結局、リスクを負わないと人は本気にならない

あなたの今までの人生、何かリスクを負ってきましたか?

鋼の錬金術師の等価交換じゃないですが、リスクを追わないと人は本気になれないもんです。

ましてや社会人ならね。

就学中の身なら、与えられた課題や自分が勉強したいことを、教育機関が学習環境を用意してくれていたので、ひたすら机に向かってこなせばよかったのです。

しかしながら社会人になると敷かれたレールなんてものは存在しません。

尚更、社会人はリスクを負わないと本気にならないのです。

成功者は常にリスクを負っている

例えばですがマサラタウンのサトシもワンピースのルフィも、片田舎から声高々に自分の夢を宣言し、大海原へと飛び出しました。

彼らはその片田舎で平穏無事に過ごせたかもしれない生活を捨てて、リスクを負って飛び出したことにより、サトシはチャンピオントレーナーに、ルフィは現在四皇に並ぶ5番目の海の皇帝となり大きな成果をあげています。

「でもそれって結局漫画アニメの夢物語だろ?」って人のために。

そうですね、では現実世界も見てみましょう。

現実世界でのリスクを負ってきた人たち

ホリエモン(実業家)

東京大学中退(詳しくは自動的に除籍らしい)という、一般人なら信じられないリスクをいとも簡単に負いました。

東京大学ですよ。日本最高峰の、テレビで散々「東大王」とかやっていますしブランドですよ。

現在ロケットを飛ばしたりと、多方面での影響力を見てみると目を見張るものがあります。

横澤真人(ポーカープロ)

私ヒロヤンの趣味はポーカーなのですが、そのポーカーで日本で一番有名なのは彼なのかもしれません。

彼もまた立教大学という私立の名門大学を中退し、ポーカーという負ければ破産というカジノに身を置き、リスクを背負いながら成功を収めています。

HIKAKIN(YouTuber)

youtuberのパイオニア的存在のヒカキンさん。

まずネットに顔を出すということがリスクです。

もしネットに顔を出せば、「ブサイク」とも言われるかもしれませんし、自分の何気ない一言で大炎上し住所が特定されたりというリスクがあります。

(実際にヒカキンさんも炎上してますが)

WBC2013台湾戦9回表

野球好きな人ならコレ。

WBC2013台湾戦での9回表2死からの鳥谷選手の盗塁。

「え!!このタイミングで走るの!?」と誰もが仰天しました。

もし盗塁アウトになっていればその時点で試合終了なので、間違いなく日本中から非難轟轟(ひなんごうごう)でした。そんな中でも果敢にリスクを負って走りました。

リスクから多くのリターンを得る

私ヒロヤンも実際に今まで幾度かリスクを負ってきました。

事例1

大学3年生の時にパチンコ漬けの大学生活で、何も能力が身についていなかった自分を憂いて休学しシドニーへ留学することを決意しました。

大学を1年間休学するってことはストレートで社会を進んできたレールをそれることになります。

(しかし今となっては休学1年の心配は杞憂に過ぎず、むしろもう2年くらい休学しても問題ないと考えています)

結果として留学前には信じられないような大手企業に就職できましたし、その時身につけた英語力で海外赴任も経験し、英語力というリターンを得ました。

事例2

前職退職時に転職先を決めずに退職しました。

当時は1年間かけてやりたいことがあったので(過去記事参照)退職しましたが、社会人になって1年間の空白期間を作るということは経歴に傷をつけるようなもんです(尚更僕みたいな大手出身だと)。

1年間の収支計算もしたつもりでしたが、転職前の半年は死ぬほど絶望を感じました。

支払いが物凄いのです。

収入がないのに、年金、健康保険料、住民税、社会保険料、あわわわわ…。

そんな巨大なリスクを背負ったことで本気で1年間を遊びと勉強に費やし、ポーカーのスキルやブログ、プログラミングのリターンを得て現在の仕事にしています。

最後に

日本人はレールに外れた人間が嫌いなんですよ。

お局さん同士の会話やTwitterのツイート、ヤフコメなんかも見ての通り、一度レールを外れた人間に対してめちゃくちゃ厳しいし、いつまでもネチネチ行ってきます。

しかしこれが日本人の本質です。

実際自分もそうです。

リスクを負って敗れ去った人に対しては容赦ないです。

だからみんな普通に生きようとします。

でもリスクを負って勝った人に対しては惜しみない賞賛を送ります。

しかしながら、罵詈雑言や声援を浴びるのは一部の有名人やテレビに出る人たちだけです。

僕らみたいな会社員なら正直そんなものは蚊のようなもんで、少しだけうるさいもんです。

言ってしまえばリスクを負い放題なんですよ。

だからリスクを負うことで、いくらでも本気になれ、学ぶことがたくさんできてくるのです。

そしてそれはなるべく若いうちに。

若ければ若いほど修正が効きますから。

何かを変えることのできる人間がいるとすれば
その人は きっと大事なものを捨てることができる人だ。
何も捨てることができない人には
何も変えることはできないだろう。

進撃の巨人 アルミン・アルレルト

以上が、「結局、リスクを負わないと人は本気にならない」の紹介記事になります。