久しぶりに足を踏み入れました「徳山駅周辺のシャッター街」です。昔というか20年前くらいでしょうか、両親と手を繋いでよく行った思い出はあります。今回この記事を書こうと思ったのはたまたま通ったこの商店街に抽選会みたいなのを大通りで行っていたのですが商工会議所っぽいおっさん達が、人通りがまじでない場所(かつての大通り)に4人でガラガラの後ろに座っているのが何とも無残に見えてしまったのです。寂れた商店街、僅かな人々、営業しているのはチェーン店、写真を撮らずにはいられなかったので記録として残します。
ちなみに2018年2月には徳山駅と隣接の図書館、芦屋書店、スターバックスが建設され僅かながら息を吹き返したのかと思います。
コンテンツ
20年前
ヒロヤンの記憶がある90年代~2000年代前半を振り返ってみます。
当時は
- ピピ510に車を止めて、
- 近鉄松下へ行って、
- 子供会で地下の満員の映画館を見に行ったり、
- 耳鼻科も徳山商店街でした
当時の徳山商店街は近隣の市町を巻き込んだ住民にとっては欠かせない生活インフラからアミューズメントまでが全て揃っていたのがこの徳山商店街だったのです。新幹線の停車駅でもありますし間違いなく生活拠点でした。
なぜ枯れ果てた?
2000年代に入り隣の下松市にサンリブ、西友やMOVIX周南、更にその周辺に飲食街が続々出店し活況を迎えました。
サンリブや西友のような大型ショッピングモールの登場で、豊富で品質の高い衣食住の提供を一箇所で全てまかなえる総合スーパー業態が徳山の商店街に打撃を与えたのでした。
またそれに対して何も解決策をうたなかった、若しくはうてなかったのも枯れ果てた要因でしょう。残ったのは大量の空きテナントの数々でした。
現在の姿
少しでもよくなって欲しいから、流行って欲しいから、少しディスったりもします。
ガイドマップ
みなみ銀座
あらら、閉店 運営が続いているのはモンテローザグループなのです
こんなんあります
占い
観光案内所
カレー1 カレー2 ドレッシングとかご飯の友 売れてんのか?
ティーネージャー向け施設
名産
裏路地
大通り
確かここが大通りのはずなのですが・・・。
人がいねぇよ
ピンク系
将来どうなるのか?
2019年の春の市長選でも筆頭議題には上がっていないので政治力をもった大人としても変えることができないのが実情なのでしょう。
利権・既得権にとらわれた爺婆のせいなのか、あぐらをかきっぱなしだった行政のせいなのか、はたまた特に空き家が増えただけで問題がないから放置しているだけなのか・・・
今後の令和時代に、劇的な状況変化を起こすには柔軟な考えで行動できる若い世代の発信や、シャッター街をねじ曲げて状況打破できるようなカリスマ的リーダーの登場なのでしょうが、完全に下松市に遅れをとっているので挽回するのも非常に金も時間もかかる問題なのは間違いないでしょう。
木村元市長は周南市の知名度の向上を図り、人口流出を食い止め、市外から人を呼び込むシティプロモーション活動を展開するために「周ニャン市」という一風変わったマーケティング戦略を打ち出しました。市民に議論をもたらし点は良かったのかもしれないです。
ここで文句ばっかり言ってもしょうがないので、ヒロヤン的にアラサーとして柔軟なアイディアというかブレインストームしてみました。
まぁまずは経営資源を考えたら結構出るんじゃないでしょうか。徳山駅周辺を考えてみます。
・空き家
・新幹線
・回天基地
・徳山動物園
・周南コンビナートの工場夜景
・パチンコ
・ピンク街
経営資源を活用して・・・
・家賃は安いので、ネット周りのインフラを整えてweworkのようなコミュニティー型ワークスペースを作成したり、ベンチャー企業を誘致したり。徳山高専とプログラミングで連携したり。
・逃走中開催(流石にテレビは絵にならないので素人企画)
・シャッター街の活性化コンテストみたいなのを開催して優勝者には賞金50万と空き家1年貸したりとか。周南市役所とかあんなに綺麗にするんだったら未来に対しての投資をせよ。
・Youtuberになんか考えてもらう
正直どれもパッとしませんねぇ。議論の火種にでもなればいいと思っています。
まぁちょっと元一市民が上から目線であれやこれやと書きましたが本音としては、よくなって欲しいに尽きるのです。ヒロヤンも将来的にはプログラミングをもっと学んで地元企業やこのようなシャッター街に何かできることはないか提案をしたいのです。
他の地域のシャッター街での成功事例を見つけたのでリンクを貼っておきます。
たった3年でシャッター商店街再生! 市民の熱量を生み出し、戦略的にまちを変えていく、宮崎県日南市「地域再生請負人」の仕掛け