【実体験】 ブラック企業のやばすぎる労働実態

毎年のようにニュースでのブラック企業やパワハラ問題として取り上げられます!!

かつて私ヒロヤンもブラック企業(厳密に言えばブラック職場)で働いていた経験がありました。

残業時間は月間150時間を超え、当然残業手当なんかありませんでした!!

ブラック環境下でも労働をせざるを得ない心理と、どのような働き方をしたら労働時間が月に150時間を超えるのかを書いて行きます。

ブラック企業の労働環境

年代

2010年代中盤

会社情報

外から見れば優良企業扱いで、会社四季報で見ても給料は業界標準・国内標準をかなり上回っていました。

先述したブラック企業(厳密に言えばブラック職場)の箇所ですが、ヒロヤンはその後ブラック職場からホワイト部署へと移動になったのでそのような書き方をしました

当時のヒロヤン

若手社員でした。

営業課に配属されたばかりで後にこの状態は1年続く。

手取り

初任給は一般的な当時の大卒初任給と同じくらいの20.5万円ですが、そこまで大した昇給もしていないので、営業手当を含めて額面は23万円くらいでした。

そこから健康保険や厚生年金やらが引かれて手取りは14-5万くらいです。

ちなみに家賃補助で家賃の7割は会社負担でした。

上司

役職は課長(以下HTN課長)と呼びましょう。

諸悪の根源です。

部長もいましたが、我関せずでマネジメントもできていない感情で動く無能でした。

HTN課長も同様です。

見た目が年齢よりも老けて見えます。

後述しますが当時のヒロヤンは土日出勤しており、HTN課長も土日に会社に来ていました(家に居場所がないのかな?)。

控え目に言ってクソでした。

課長以外のダメ社員

HTN課長直下に副課長がいました。

人間味が溢れる人でしたが、長時間労働を推奨するがごとく月間150時間労働をしていました。

内臓の病気で入院もしていました。

マネッジメントは一切しません。

「しません」と言うよりは自分の営業の仕事が忙しすぎで「できない」のでした。

その副課長の下にチームリーダーもおりヒロヤンを含めて片手で数えるくらいの部下もいましたが、みんな月間残業は130時間はデフォルトで超えていました。

名ばかり労働組合

同じチームに労働組合の長もいましたが、自身が月間150時間労働しているのに一向に改善書や提案をしていませんでした。

クソです。

組合費を返して欲しいです。

土日も出勤

仕事の量が異常なので、全く終わりません。

なので土日出勤してでも回さなくてはなりません。

具体的な業務としては

  • 見積もり作成
  • 提案書の作成
  • 新商品の紹介

FAXでのやり取り、電話注文も当たり前のように行われ完全にタイムストップしていました。

今のIT技術を全く使わない・(40代以降の社員は)使えない昭和環境でした。

毎年社員が辞める

チームから20代の若手社員が毎年当たり前のように辞めていました。

辞めて正解です。

お局さんもクソ

HTN課長がクソなので、部署にいる40歳のお局さんもクソでした。

更にブスでした。

もっと言えば性格も悪かったです。

BBAで口が悪く顔も悪く頭も悪く陰で三冠王と呼ばれていました。

部署的には、営業事務に当たる方ですが面倒くさいことには手を出さないので仕事も頼めるような人ではありませんでした。

残業申請はできない

残業代も当然部署経費に組み込まれるのでHTN課長は予算必達のために無駄なことはできません。

そして残業申請はなので、HTN課長の承認印が必要なのです。

親も昭和脳なので理解してもらえない

親に「辞めたい」と言っても昭和脳なので「若いうちは金払ってでも苦労しろ」とか「大手企業だから辞めるな」くらいしか言えません。

本当に心身を壊してからようやく気づくのです。

ブラック企業で働く労働心理

ではなぜそこまで身を粉にして働くのか?

  • 大手企業なので周りから羨望の目で見てもらえる
  • 頑張って課長級(40代)になれば年収1千万プレーヤーになれる

大きくこの2つの優越感に勝手にヒロヤンが浸っていました。

当時は気付きませんでしたが、実際のところは

  • 周りから羨望の目で見てもらえる ⇨ 社外から見られても出世できなければ意味なし。
  • 頑張って課長級(40代)になれば年収1千万プレーヤーになれる ⇨ 到達するまでには幾多のストレス、心身の摩耗、家族との時間を削ってまで労働しなければならない。

貴重な20代の多感な時期にクソ上司クソ仕事に心身を捧げるのは本当に馬鹿げていました。

実際にうつ病になった人を何人も見てきましたが、そこまでして働く意味はなんなのでしょうか?

どのような働き方で残業月150時間を超えるのか?

実際の当時の働き方を書きます。

定時

一般的な企業と同じ 9:00 ~ 17:30 でした。

形だけの勤怠管理

勤怠管理は社員のパソコンにアプリがインストールされており、パソコンの起動と終了で勤怠管理は、「会社」と「上司」のみが把握しておりました。

周りの思考回路の停止

ある日流石に労働時間が半端ないらしくてHTN課長から警告が出ました。残業時間が月150時間を指摘された時の副課長は、

副課長「ハハ、やっちまったなぁ」

そうです、クールポコ状態です。どこにも「改善しよう!」とか「働き方を改めよう!」なんて言葉はありません。

まず月間150時間残業が当たり前になりすぎて客観的に見る事ができていないのです。

会社が全社的に「PDCAを回そう!」とか言いながら、現場は全くできていない、社外向けに取ってつけたような程の良い言葉を塗りたくった組織となっていました。

月150時間を超える働き方

【平日】

時間定時(9:00-17:30)
出社8:00
始業開始9:00
昼休憩(営業なのでフレックス)12:00-13:00
就業17:30
サービス残業22:30

平日8時に出社しないとHTN課長に怒られました。

サービス残業は毎日6時間生まれる計算になります。

ちなみに家は会社から歩いて10分です。配属先が決まった時点でブラック職場に迎え入れられるがごとく家は会社に決められておりました。

5時間 × 22日(1ヶ月) = 110

当然仕事が尋常ない量が降りかかってきており処理も仕切れないので、休日を利用することを選択します。

10時間 × 4日出勤 = 40時間

そして、1ヶ月合計は150時間になります。

異動になった経緯

その後、HTN課長のクソさを憂い、人事部に課長のことをありのままに書き綴りメールで送りました。

この時内面は「昇進も、一生同じ会社で働き続けることもなしだ」と気持ちを決め、大手の春の異動のタイミングでHTN課長から違う部署へ移動となりました。

そして数年後に転職し今は

  • 自己スキルを伸ばせる
  • HTN課長のようなクソな上司もいない
  • 昭和体質がない

環境で働けています。

ブラック企業で働いている人へ

・親も昭和脳なので、親の「辞めるな」に耳を貸すな、相談するな

・常に自分を環境を客観的に見れる人材であれ

・上司ガチャで外れを引いたら諦めろ。いつか自分で人生のハンドルを操作できるようなスキルなり人脈を手に入れ、その方向に進め

・働いていることに対して自己肯定する必要は一切ない

・大手企業という傘にハマるな

・体調崩して入院するメリットはどこにもない

・辞めても誰も困らない

・何も成長はしない

・仕事はいくらでもある

相談する事

社会保険に入っているのであれば、社会保険での相談窓口もありますし、行政にもそのような相談窓口があるのでそちらを活用するのも手です。

想い

ブラック労働やパワハラで命を絶つ人のニュースを見ると本当に悲しくなります。少しでもそのような事が減って欲しくて今回書きました。

長い人生、心身を壊して一生を棒に振ってしまうなんて本末転倒です。

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