マーベル好きなヒロヤンです。2018年10月公開のマーベル史上、最も凶悪なダークヒーローであるヴェノムを見た感想です。
コンテンツ
ストーリー
カリフォルニア州のサンフランシスコで記者として働いていたエディ・ブロックはライフ財団が死者を出すほど危険な人体実験をホームレスを利用して行っていることを知る。調査を進めていく中で自身もヴェノムに寄生され、徐々にその力に魅了されて行く・・・
ヴェノム/Venomの能力
寄生されたほとんどの人間はヴェノムに意識を支配されます(主人公は徐々に共存を選択)。今回は主人公が正義側のベノムとして、敵側が親玉ベノムとして登場します。
そして寄生された人間は異常な食欲を欲してしまい、また好物が生物の内臓のため、手当たり次第に食べてしまいます。
そして自分の意思に反して超人的な能力を得ます。
- 超人的腕力
- 超人的敏捷生
- 超人的回復力
弱点
- 4000-6000ヘルツ音階
- 火
音階に弱い描写は何度もありました。
また弱点を自ら「火」とも言っていました。これは結末の伏線になります。
結果としてストーリーの最後で、敵ベノムが4000-6000ヘルツの音階で分離されて、ロケットの爆発で炎にやかれて死んでしまいます。
感想
全体的に冗長すぎる
最初の彼女の日常シーンといえ、ライフ財団から逃げ出すシーンといえ、全体的に非常に冗長的すぎる気がします。
中には「Venomの活躍シーンが盛り沢山でかっこいい」」という人もいるかもしれませんが、X-menのように色々な特殊能力を持っているわけではないので、ひたすら超人的腕力、敏捷生、回復力の御披露めといった感じでしょうか。
なぜヴェノム同士
今回の敵は、非人道的な実験を行っているライフ財団に寄生したヴェノムの親玉というかリーダーみたいな奴なのですが、どうしてそいつと戦うのかもよくわかりませんでした(映画をきちんと見てないものあるのかもしれません)。
まとめ
謳い文句が「マーベル史上、最も凶悪なダークヒーロー誕生」とのことですが、どの辺が凶悪なのかわかりませんでした。確かに人は殺していますが、敵側の悪い奴らなので、どっちかというといい奴かもしれません。
全体的なグダグダ感は否めませんでした。ヴェノム自体がヘドロみたいに黒黒し全体的な戦闘シーンも暗がりが多かったので、ダークな感じが晴れない心にしてしまったのかもしれません。
かなり辛口ですが、娯楽として何も考えずにただ見るだけなら丁度いいのかもしれません。